青春ブタ野郎シリーズ
皆さんこんにちは!
gabと書いてがぶと言うものです
今回紹介する作品は
青春ブタ野郎シリーズ
です!
最後までぜひ読んでいってください!
今回のラインナップ
1.作品紹介
鴨志田一著「青春ブタ野郎はバニーガールの夢を見ない」以下電撃文庫から発売されている「青春ブタ野郎は○○の夢を見ない」をまとめて青春ブタ野郎シリーズ(通称青ブタ)と呼ばれています
2018年にテレビアニメ化、翌2019年にはアニメ映画化するなど人気の作品です
青春ブタ野郎シリーズは鴨志田一の前シリーズ「さくら荘のペットな彼女」に引き続きイラストは溝口ケージが担当しています
この作品の大きなポイントは思春期症候群とそれぞれのキャラクターがどう向き合うのかを言うところだと思います
テレビアニメでは小説の1~5巻にあたる「バニーガール」「プチデビル」「ロジカルウィッチ」「シスコンアイドル」「おるすばん妹」を中心に、映画では6~7巻にあたる「ゆめみる少女」「ハツコイ少女」を中心に描かれています
各小説の詳細の内容は読んでほしいのですが簡単に紹介すると第1巻の「青春ブタ野郎はバニーガールの夢を見ない」では同じ高校に通う国民的人気女優桜島麻衣に関わるエピソードです
第2巻「青春ブタ野郎はプチデビルの夢を見ない」では同じ日付をループする現象から物語が始まり、同じ高校の後輩、古賀朋絵と親しくなります
第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」では咲太の数少ない友人双葉理央の身に異変が起きます
3巻を通して双葉とクラスメイトの国見、咲太の友情がさらに深まります
第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」では咲太の彼女である麻衣さんと麻衣さんの親違いの妹豊浜のどかが入れ替わってしまいます
第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」では咲太の妹であるかえでの物語です。今のままだとだめだと変わろうとするかえでと咲太の思いに泣きそうになりました
第6巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」では咲太の初恋の相手である牧之原翔子さんのこれまで秘密にされていた様々なことが明かされ、物語の一つの山場になります
第7巻「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」では衝撃的なラストを迎えた6巻から直接続いた物語です。咲太、麻衣さん、翔子さんそれぞれの思いと選べない選択が最後まで読んでいる側をハラハラさせながら、最後はやっぱり咲太らしい結末に 納得しました
紹介した第7巻までがテレビアニメと映画で映像化された部分です
第8巻「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」では咲太の妹楓の高校受験を中心に描かれています。かえでの思いを楓はどうしていくのかそのために必死に動く咲太や楓の選ぶ選択、最後まで目が離せない展開でした
第9巻「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」と第10巻「青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない」は記事作成時点で未読なので読み終わり次第紹介したいなと思っています
2.キャラクター紹介
梓川咲太
この作品の主人公。県立峯ヶ原高校に通う高校2年生
病院送り事件などあまり良くない噂が流れ煙たがられている
妹の身に起きた事件をきっかけに携帯電話を海に捨て、携帯電話を使わないで生活している
麻衣さんの件も含めてかなりの巻き込まれ体質だが誰一人見捨てず、救おうと動く
かえでの事件があった時に初めて胸に大きな傷ができ、その後たびたび胸に傷ができるように… 桜島麻衣
咲太と同じ峰ヶ原高校に通う高校3年生
かつて天才子役として芸能界でも有名だったが活動を休止していた
周囲の人に認知されない思春期症候群に悩んでいたところ咲太と出会った(バニーガール姿の麻衣さん羨ましい)
咲太と出会い自身の抱える問題を解決したことで芸能活動を再開、また咲太の彼女になり時間があると放課後に一緒に帰ったりしている
梓川楓
咲太の妹。中学3年生
かつてチャットアプリでいじめられたことがきっかけで楓としての意識が表に出なくなり今までの記憶がない状態になってしまった(以下楓は記憶がなくなる前、かえでは記憶をなくしたあと、で記していきます)
自分のことをわかってくれているのはお兄ちゃんだけ、と兄の咲太を頼りにしている
家にいる時間が長く、よくパンダの映像を見ている
かえででいられる時間が残り少ないとわかってから積極的に行動するようになった
楓に戻ったあと、かえでの願いも叶えようと頑張る
古賀朋絵
咲太たちと同じ峰ヶ原高校に通う高校1年生
公園で困っている子供に声をかけている咲太を「ロリコン」と後ろから蹴ったのが初コンタクト(その後警察に事情聴取などなどで咲太は麻衣さんとの初デートに2時間も遅れた)
古賀のはっきりとしない態度がきっかけで同じ日が何度もループする現象が起きた
古賀の問題が解決したあとに咲太がバイトしているファミレスでバイトを始める
映画になった6,7巻では重要な活躍をするので注目してほしい
咲太に恋心を持っていて告白までしたが咲太には断られた。それでも友達として咲太と仲良くしている
双葉理央
峰ヶ原高校の2年生。部員1人の物理部に所属している
自分の中での意思が分裂することで2人の双葉理央が存在する思春期症候群を発症する
咲太が麻衣さんの思春期症候群で悩んでいる時から咲太のサポートをしている
かつてパンを奢ってもらったことから国見に恋心を抱いていて、花火大会の時に思いを告げた
国見佑真
峰ヶ原高校の2年生。バスケ部に所属している
1年の頃から咲太と仲が良く、そのことで彼女の上里とたびたび喧嘩することも…
牧之原翔子
楓の件で凹み、さらに胸にできた傷がきっかけで病院の前の海岸にいた咲太に話しかけた謎の少女で咲太の初恋の相手
咲太の胸の傷と大人の翔子さんの出現がリンクしている
中学生の咲太の前に現れた年上の翔子さんと高校生になった咲太の前に現れた翔子ちゃん(本編にならって表記しています)がいる
中学生の翔子ちゃんは生まれつき体が弱く、そのことが年上の翔子さん(思春期症候群)の存在に影響している
豊浜のどか
麻衣さんの親違いの妹で横浜の高校に通う高校2年生
スイートバレットというアイドルグループで活動している
小さな頃から憧れだった桜島麻衣へのコンプレックスから麻衣さんを巻き込んだ思春期症候群を引き起こす
初めは麻衣さんの彼氏の咲太のことを認めていなかったが思春期症候群で麻衣さんと入れ替わっている間に麻衣さんが咲太に惚れたわけを知り、認めるようになった
問題解決後、母親と喧嘩をし、今は麻衣さんの住んでいるマンションで生活している
麻衣さんの誕生日を咲太に教えたり、咲太が麻衣さんと会えるように間に合う電車の時間を教えたりと咲太と麻衣さんの恋愛を応援している
3.おすすめポイント
この作品のおすすめポイントは各巻でヒロインが確立しているところだと思います
咲太はそれぞれの巻で様々なヒロインに優しくしていますが一貫しているのは麻衣さんのことが好きなところ
そこがぶれないからこその面白さじゃないのかなとも思います
この作品のポイントになる思春期症候群はその人によって起こる条件や症状が違うことも特徴でそれぞれが自分とどう向き合うのか、思春期症候群を通して人として成長している部分があることもポイントだと思います
今まで見ないふりをしていた自分の内面をうまく捉えて描いている鴨志田一先生の文章力本当にすごいなと思います
個人的にお気に入りのシーンはいくつかあるのですが
第1巻の試験を抜け出した咲太が麻衣さんに告白するシーン
が個人的にかなり好きです
忘れていた麻衣さんとの思い出を思い出して行動に移す咲太の行動力やしっかり咲太を待つ麻衣さん それまでの些細な伏線が綺麗に回収されたときが一番熱かったです
他の巻にもお気に入りのシーンはあるのですがほとんどの巻でその巻のヒロインが何かしら告白しるシーンがあるのですがそこまでの運び方が個人的にすごい熱いです!
まとめ
今回紹介した作品は
青春ブタ野郎シリーズ
でした
今回はこの辺で
コメントなどお待ちしています。
よかったら次回からも読んでくれると嬉しいです。
by Gab